2022/12/17 14:29
美味しいコーヒーの淹れ方
豆のまま購入し、道具が揃った状態であることを前提に書いていきます。
①コーヒー豆の重さをはかって挽く
これはお客様のコーヒーカップの大きさによって豆の量を調整してください。小さめのコーヒーカップの方と大きめのマグカップでは使用する豆の量は異なりますので、まずは自分の使用するコーヒーカップにどれくらいのお湯が入るのかを計測してから豆の量を決めてください。
2人分、3人分と淹れる量が増えると必要な豆の量も少なくなってきます。およその目安を記載しておきます。
<150mlが適量のカップを使用した場合>
1人前:豆12g 抽出量150ml
2人前:豆21g 抽出量300ml
3人前:豆30g 抽出量450ml
4人前:豆39g 抽出量600ml
ドリップコーヒーの豆の挽き方は中細挽きがおすすめです。
②フィルターを湯通し
フィルターに折り目をつけ、ドリッパーにフィルターをセットします。全体的にお湯がかかるように湯通しします。
湯通しをする理由としてはドリッパー・サーバーを温めるためとフィルターの紙臭さを取り除くためです。
お湯が落ちきったら、サーバー内のお湯は忘れず捨ててください。
③粉をセット
スケールの上にドリッパーをのせ、粉を入れます。平らにならしておきましょう。
*お湯の温度
お湯の温度は92度を基準に設定します。温度が高くなると成分が出やすく、温度が低くなると成分が出にくい特徴があります。
好みの温度帯を探してみてください。浅煎りは基準よりやや高め、深煎りは基準よりやや低めの温度がオススメの温度帯です。
④蒸らし
粉全体が湿る程度にお湯を粉の上に置くようなイメージで優しく注ぎ30秒待ちます。
⑤ドリップ
ゆっくり500円玉くらいの大きさで円を描くように注ぎ、膨らんだら一旦注ぐのを止め、粉が凹み始めたら再び注ぎます。3-4回に分けて目標量に達するようにします。お湯が落ちきるまでの時間は蒸らしが始まってから2:00〜2:30を目安にしてください。
*時間と湯量の目安(抽出量:150ml)
【1投目】0:00 30mlまで注ぐ
【2投目】0:40 80mlまで注ぐ
【3投目】1:10 120mlまで注ぐ
【4投目】1:40 150mlまで注ぐ(少しならお湯の量多めでも途中で目標量に達したらドリッパーを外せば良い)
抽出量に達したらカップに注いで出来上がりです。